概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続落、北朝鮮が6回目となる核実験に踏み切ったことなど地政学リスクの高まり

2017年9月5日 09:54

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記事提供元:フィスコ


*09:54JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続落、北朝鮮が6回目となる核実験に踏み切ったことなど地政学リスクの高まり
【ブラジル】ボベスパ指数 72128.83 +0.29%
4日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比205.72ポイント高(+0.29%)の72128.83で取引を終えた。72141.04まで上昇した後、一時71670.89まで下落した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が引き続き好感された。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率(前年比)は前期のマイナス0.4%からプラス0.3%に回復した。また、構造改革に対する期待が高まっていることなども支援材料。一方、北朝鮮の核実験の実施など地政学リスクの高まりが指数の上値を押さえた。

【ロシア】MICEX指数 2003.32 0.38%
4日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比7.66ポイント安(-0.38%)の2003.32で取引を終了した。2012.29から1999.84まで下落した。

売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。北朝鮮が6回目となる核実験に踏み切ったことなど地政学リスクの高まりを受け、リスク回避の売りがやや強まった。また、原油安やルーブル高の進行も輸出大手の売り材料となった。一方、ロシア経済が回復しているとのプーチン大統領の発言が指数をサポートした。

【インド】SENSEX指数 31702.25 -0.60%
4日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。は前日比189.98ポイント安(-0.60%)の31702.25、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.55ポイント安(-0.62%)の9912.85で取引を終えた。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。北朝鮮が水爆実験を強行したことなど地政学リスクの高まりを受け、リスク回避の売りが優勢。また、弱い経済指標なども引き続き警戒された。このほか、連日の上昇で足元では高値警戒感が強い。

【中国本土】上海総合指数 3379.58 +0.37%
週明け4日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比12.46ポイント高(+0.37%)の3379.58ポイントと続伸した。約1年8カ月ぶりの高値水準に達している。

人民元高の進行を好感。中国人民銀行(中央銀行)は4日、人民元の対米ドル基準値を16年6月以来の元高水準に設定した。この日の上海外国為替市場では、人民元レートが約1年3カ月ぶりの元高水準で推移している。5年に1度開かれる中国共産党大会の開催を10月18日に控え、国有企業改革が進むとの期待も根強い。親会社の神華集団と中国国電集団との経営統合を引き続き材料に、中国神華能源(601088/SH)は6.1%高と続伸した(前営業日はストップ高)。《CS》

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