IoT乾電池「Mabee」(写真: ノバルスの発表資料より)[写真拡大]
IoTサービス開発のノバルスは1日、ニッセイ・キャピタルより1億円の開発資金を調達したと発表した。同社は乾電池型のIoT「MaBeee(マビー)」を販売しており、その技術と今回の資金を元にBtoBのIoT事業へ展開予定だ。
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資金は、BtoB市場のための新しいソフトウェアやデバイスの開発、またそれらのための人材を強化する人件費やマーケティングの費用として利用される予定だ。
■MaBeeeの技術でBtoB事業展開
ノバルスは、セイコーインスツルの技術系出身である岡部顕宏氏が代表として2015年4月に創業し、2016年8月に乾電池式のIoT「MaBeee」を開発し販売。600以上の店舗での販売に成功。同年に、キッズデザイン優秀賞、グッドデザイン金賞を受賞している。
同社は、代表の岡部氏と、同じセイコーインスツル出身であるCTO(最高技術責任者)の小山和宏氏が大手企業で培った知識に加え、ベンチャー企業のスピード感も持ち合わせて運営。消費者向け製品の開発成功をベースに、今後は、BtoB市場に向けた色々なIoT製品を積極的に開発していくと公表している。
■身近な乾電池でIoTを体感する
MaBeeeは、乾電池で動く様々な機器をスマートフォンでコントロールすることが可能だ。乾電池式の電動歯ブラシや、子供向けの玩具、工作ロボットなどを操作できるようになる。
スマートフォンに声を入力したり振ったりすることで、玩具の車のスピードをコントロールしたり、工作のロボットを動かすことも可能だ。また、タイマーモードを搭載しておりランプ等の消し忘れを防ぐこともできる。MaBeeeの希望小売価格は、4,980円(税別)となっている。
■IoTビジネスの今後の発展
IoTとは「Internet of Things」の略で、様々な「モノ」をインターネットにより制御する仕組みのことだ。エアコンなどの家電をスマートフォンに接続することでコントロールが可能になる。今回の乾電池型IoTを含め今後の発展が期待できる。
関連キーワードIoT(Internet of Things)、MaBeee
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