Google、米国版モバイル検索でうつ病のチェック機能を提供

2017年8月29日 15:51

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 米国のモバイル版Google検索でうつ病に関する情報を検索すると、うつ病を自己診断できる「PHQ-9」というテストへのリンクが表示されるよう変更が加えられたとのこと(THE VERGEITmedia日経FTSlashdot)。

 PHQ-9は臨床的有効性が確かめられている質問票とのことで、うつ病に関連する情報をまとめた「ナレッジパネル」とともに表示されるという。うつ病の直接の解決のためのツールではないが、適切な診断への第一歩にはなるとしている。

 なお、Googleのプロダクトマネジャーであるテクリワル氏によると、質問票への回答は記録・保管されることはなく、また回答に基づいてユーザーを広告の対象とすることはないとしている。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | Google | 医療

 関連ストーリー:
就労環境が原因で精神疾患を発症し退職した社員に対し高額な賠償金を請求した企業、裁判で敗訴するも控訴 2017年08月09日
ブルーライトカット眼鏡には躁の症状を軽減する効果がある? 2016年08月05日
「社員をうつ病にさせる方法」とのブログを書いて処分を受けた社労士、取り消し求め提訴 2016年06月23日
職場うつ病の原因は過労ではなく上司 2013年11月01日
インターネットの使い方でうつ病かどうかがわかる? 2012年05月31日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事