【株式市場】NYダウ急落を受け日経平均は一時266円安だが好業績株や材料株は高い

2017年8月18日 12:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万9501円53銭(201円10銭安)、TOPIXは1598.23ポイント(16.59ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億5079万株

 18日(金)前場の東京株式市場は、トランプ大統領の人種問題にかかわる発言に端を発した米国の政財界の混乱を受けてNYダウが急落し、大型減税や社会インフラ更新などの「トランポノミクス」が停滞する懸念が広がり、ソニー<6758>(東1)などの米国景気敏感株が下落。日経平均も朝方に266円95銭安(1万9435円68銭)まで急落した。前引けも201円10銭安(1万9501円53銭)。東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 商船三井<9104>(東1)が小幅だが続伸し、世界的海運大手の好決算を受けて連想買いが入ったとされたほか、ツインバード工業<6897>(東2)は来週後半に社長がテレビの経済番組に登場の予定で期待高。ピクスタ<3416>(東マ)はスマホでカメラマンを選び好きな場所で撮影できる出張撮影「フォトワ」好調との見方で続伸。エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は引き続き文部科学省の「量子コンピューター」実用化政策が材料視されて大幅続伸。

 出来高概算は8億5079万株、売買代金は1億351億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は223銘柄、値下がり銘柄数は1723銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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