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物色の流れは中小型株にシフトも打診買いの域/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;19713.62;-15.66TOPIX;1615.91;-0.09
[後場の投資戦略]
日経平均は一時19700円を下回る場面もみられたが、5日線処での底堅さも意識されており、前日終値を挟んでの狭いレンジでの取引が続いている。指数インパクトでは、ファーストリテ<9983>、セコム<9735>、トレンド<4704>の下げが重しとなっている。ただし、こう着感の強い相場展開は想定内であり、昨日同様、東証マザーズ、JASDAQ、東証2部指数はプラス圏で推移しており、物色の流れは中小型株にシフトしているようである。
夏季休暇シーズンで機関投資家は積極的には動いておらず、個人主体の中小型株による値幅取り狙いの売買が続きそうである。もっとも、足元で売り込まれていた銘柄への自律反発を狙った動きが中心とみられ、打診買いの域は脱していないだろう。テーマ株についても、一角に集中するというよりは、循環的な物色になりそうだ。(村瀬智一)《AK》
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