東京為替:ドル・円は上値の重い展開、利益確定売りで

2017年8月16日 12:06

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:06JST 東京為替:ドル・円は上値の重い展開、利益確定売りで
16日午前の東京外為市場で、ドル・円は伸び悩み。ドルは110円後半で利益確定売りが観測され、上値の重い展開となった。

前日発表された米7月小売売上高が堅調な内容となったほか、北朝鮮問題への警戒がやや後退し、14日に強まったリスク回避的なドル売り・円買いが巻き戻されている。ただ、15日は1円超のドル高・円安が進行。また、8月の上値抵抗線として意識される111円に接近しつつあり、利益確定売りが強まりやすい。

ランチタイムの日経平均先物は方向感が定まっておらず、日本株高の継続を見込んだドル買い・円売りは低調のようだ。目先も伸び悩む展開を予想する。

ここまでのドル・円の取引レンジは110円55銭から110円77銭、ユーロ・円は129円75銭から130円01銭、ユーロ・ドルは1.1730ドルから1.1746ドルで推移した。《MK》

関連記事