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日経平均は小幅安でスタート、地政学リスク警戒の和らぎや円安受けプラスに切り返す
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;19750.55;-2.76TOPIX;1616.03;-0.18
[寄り付き概況]
16日の日経平均は前日比小幅安でスタートした。前日の米国市場では、北朝鮮がグアム沖へのミサイル発射を見送るとの報道を受けて、投資家心理の改善から買いが先行。その後は堅調な経済指標が好感された一方で、主要小売決算が嫌気され、売り買いが交錯する展開となった。なお、シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の19720円となった。東京市場では、前日の上昇に対する利益確定の売り先行となった。しかし、地政学リスクへの警戒感が和らいでいるほか、為替相場が1ドル110円60銭台と前日比円安方向に振れて推移していることなどを受け、直後にプラスに切り返す場面もみられた。
売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、富士フイルム<4901>、ソニー<6758>、みずほ<8411>、アルプス電気<6770>、JSR<4185>、KLab<3656>、SUMCO<3436>が上昇している。一方で、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、ブリヂストン<5108>は下落している。
(アナリスト 雲宮祥士)《HT》
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