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【株式市場】「グアム島に4発」などと伝えられ日経平均は次第に値を消すが好業績株は強い
◆日経平均の前引けは1万9736円72銭(1円99銭安)、TOPIXは1615.86ポイント(2.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出の割に盛り上がらず9億9019万株
10日(木)前場の東京株式市場は、為替が米卸売売上高などを受けて円安に転じたことなどが好感されて買い直す雰囲気になり、日経平均は取引開始後に91円17銭高(1万9829円88銭)まで反発幅を広げた。四半期好決算の資生堂<4911>(東1)などが活況高。しかし、北朝鮮の国営通信(KCNA)が昨日のグアム島攻撃示唆を一段と具体化させ「ミサイル4発を米領グアムに向けて発射する計画を8月中旬までに策定すると伝えた」(ロイター通信より)と伝わり、日経平均は次第に値を消して前引けは1円99銭安(1万9736円72銭)となった。こうした中で東証2部指数は小高い。
石川製作所<6208>(東1)が防衛産業銘柄のイメージに加えて9日発表の四半期決算も材料視されて大幅続伸。Jリース<7187>(東マ)も9日発表の四半期決算が材料視されて急伸。日本マクドナルドホールディングス<2702>(東1)も9日発表の四半期決算が材料視されて高値を更新。上場2日目のトランザスス<6696>(東マ・売買単位100株)は9時33分に3510円(公開価格の2.7倍)で初値がついた。
出来高概算はオプションなどのSQ算出があった割に盛り上がらず9億9019万株、売買代金は1兆2346億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は826銘柄、値下がり銘柄数は1050銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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