【株式市場】北朝鮮によるグアム攻撃観測など受け日経平均は一時280円安だが新規上場銘柄は買い気配

2017年8月9日 12:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万9739円88銭(256円13銭安)、TOPIXは1614.73ポイント(20.59ポイント安)、出来高概算(東証1部)はやや増加し10億5236万株

 9日(水)前場の東京株式市場は、6月の国際収支などを受けて円高基調が続いた上、北朝鮮がグアム島にミサイル攻撃を検討との通信社報道などが影響し、朝から株価指数の先物が下げ基調で推移。日経平均も時間とともに下げ幅を拡大し、10時にかけて280円45銭安(1万9715円56銭)まで下押した。その後もほとんど回復せず、前引けは256円13銭安(1万9739円88銭)となった。中で東証2部指数は小高い。

 石川製作所<6208>(東1)などの防衛産業株が上げ、四半期決算が大幅増益だった加賀電子<8154>(東1)なども高い。モルフォ<3653>(東マ)は機械学習技術を最適化する技術の共同開発を米社と展開することなどが好感されて急伸。

 9日上場のトランザス<6696>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1300円の70%高の2210円で買い気配。

 出来高概算はやや増加し10億5236万株、売買代金は1兆3338億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は203銘柄、値下がり銘柄数は1783銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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