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【業績でみる株価】日本高純度化学は年初来高値更新、18年3月期第1四半期大幅増収増益、進捗率高水準で通期予想に増額余地
プリント基板やリードフレーム用の貴金属めっき薬品の専業大手である日本高純度化学<4973>(東1)の18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。進捗率が高水準で通期予想に増額余地がありそうだ。株価は急伸して年初来高値を更新した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期第1四半期大幅増収増益、進捗率高水準で通期予想に増額余地
18年3月期第1四半期(4月~6月)連結業績は、売上高前年同期比32.4%増の23億60百万円となり、営業利益が67.3%増の2億65百万円、経常利益が54.6%増の3億12百万円、純利益が50.8%増の2億21百万円だった。
スマートフォン向け半導体・電子部品の需要が回復基調となり、マザーボード用金めっき薬品、マイクロコネクター用硬質金めっき薬品、リードフレーム用パラジウムめっき薬品などの売上が伸長して大幅増収増益だった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比2.9%増の84億70百万円、営業利益が4.4%増の9億40百万円、経常利益が2.7%増の10億30百万円、純利益が1.9%増の7億30百万円としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高27.9%、営業利益28.2%、経常利益30.3%、純利益30.3%と高水準である。需要が増加傾向を強めており、通期予想に増額余地がありそうだ。
■株価は年初来高値更新、好業績評価して上値試す
株価は急伸して年初来高値更新の展開となった。7月25日には2845円まで上伸する場面があった。その後は利益確定売りが優勢の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線が52週移動平均線と26週移動平均線上抜いてゴールデンクロスの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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