ヤクルト、0-10から大逆転勝利 プロ野球タイ記録

2017年7月27日 09:06

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 26日、東京・神宮球場でプロ野球セ・リーグのヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦が行われ、ヤクルトが0-10から11-10で逆転勝ちした。

 ヤクルトは6回まで0-10とリードされていたが、終盤一気に同点に追い付き延長戦に持ち込むと、代打サヨナラホームランで勝利した。10点差からの勝利はプロ野球タイ記録で史上4度目、パ・リーグでは20年前にあるがセ・リーグでは実に66年ぶりとなった。

 試合は中日がヤクルト先発の星知弥を崩し2回、4回に3点ずつ取ると、5回にも4点を追加し10-0と勝利を手中にしたかに見えた。中盤の6回まで終わって完封されているチームが3イニングで10点取れるとは誰もが予想しなかった。

 しかしヤクルトは7回に代打中村悠平が2ランで反撃を開始する。続く8回にもバレンティンの2ランが飛び出すとここから猛攻を仕掛け、最後は山田哲人のタイムリーヒットで同点に追いつく。この回、打者14人で今シーズン1イニング最多得点となる一挙8点を奪い返した。このまま延長戦に入ると10回、ヤクルトの代打大松尚逸が中日・伊藤準規からサヨナラホームランを打ち大逆転勝ちを決めた。

 ヤクルトは1日から14連敗をしていたが、ここで派手な連勝となった。

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