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W3C、著作権管理技術EMEを標準化 フリーソフトウェア財団などは反発
あるAnonymous Coward曰く、 W3Cは、WWWの生みの親であるティム・バーナーズ=リーの承認を得て、デジタル著作権管理付きコンテンツを再生するためのW3Cの標準仕様「Encrypted Media Extensions」(EME)の導入を決定した。今回の導入が決定したことにより、ユーザーはプラグインなしにコピープロテクションの掛かったコンテンツを閲覧できるようになる(techdirt記事1、techdirt記事2、FSFの発表1、FSFの発表2、Slashdot)。
EMEの導入に関してはフリーソフトウェア財団(FSF)や人権団体などが反対を続けてきた。理由としてはHTMLに直接DRMを導入することは、真にオープンなインターネットのあり方に反するものだといったもの。今回の決定に対して控訴手続きも行うという。W3Cの決定に控訴するための仕組みは用意されていたものの、使われてるのは今回が初めてである模様。
なお、EMEはすでにGoogle ChromeやInternet Explorer Safari、Firefox、Edgeなどですでにサポートされており、これを利用してDRM付きコンテンツをWebブラウザ上での再生できるようにしている動画配信サービスもすでに登場している(The Netflix Tech Blog)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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