「爪楊枝を発射できるボウガン」が中国で人気、安全性への懸念も

2017年6月26日 20:15

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記事提供元:スラド

danceman曰く、 中国では、子供達に大人気の「ツースピッククロスボウ」という玩具が売れまくっているという。矢となる爪楊枝をクロスボウ(弓)で発射する玩具なのだが、ボール紙やりんご、生肉に突き刺さるほどの威力を持つ。爪楊枝を金属製の針に置き換えるとソーダ缶にも突き刺さってしまう(BBCYouTube)。

 この爪楊枝クロスボウが傷害を招く可能性があるとして、市によっては同玩具を禁止しているところもある。中国メディアによれば、成都市や昆明市、ハルビン市では既に同玩具の販売を禁止しており、香港では同玩具の危険性を懸念する声が広がっているという。世論の批判を受けて、中国の大手ネット通販サイトのJD.comやTaobao.comは、同玩具の販売を禁止している。また学校周辺の小売店では警察による取り締まりも行われているという。

 爪楊枝クロスボウは小売店や露天商、またオンラインショップで入手できるのだが、安価なプラスチック製だとおよそ4元(65円)で、金属製だと10元(163円)ほどだとのこと。

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