天皇杯ジャイアントキリング、2回戦でJ1仙台、札幌、甲府、FC東京が敗退

2017年6月22日 07:58

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 21日、サッカー天皇杯2回戦が行われJリーグ勢も全て登場した。しかし仙台、札幌、甲府、FC東京のJ1勢4チームが都道府県代表チームに敗れるジャイアントキリングの嵐が吹いた。この他J2勢でも京都サンガがJ3のアスルクラロ沼津に0-1で敗退している。

 ベガルタ仙台はホームで茨城県代表の筑波大学に2-3で敗退。コンサドーレ札幌はホームで福島県代表県1部リーグのいわきFCに延長の末2-5で敗退。ヴァンフォーレ甲府は青森県代表JFLのヴァンラーレ八戸に0-1で敗退。FC東京は長野県代表J3の長野パルセイロに1-1からのPK戦で4-5にて敗退。

 関東大学リーグ首位の筑波大とJ1で現在11位のベガルタ仙台との試合は激しい点の取り合いとなった。前半6分、筑波大の三苫薫が中央をすり抜け先制ゴールを奪うと、その後はやや守備的な姿勢を見せ安定した布陣で臨む。前半31分、仙台は左サイドを切崩すと筑波大出身の中野嘉大がPAにボールを持ち込んでゴールを決め同点とする。後半5分、仙台、中野嘉のクロスにクリスランが飛び込むも触れなかったが、このボールがそのままゴールインし2-1と逆転する。後半20分、筑波大はCKの折り返しをフリーの中野誠がヘッドで同点に追いつく。後半28分、カウンターからの折り返しを筑波大・三苫がゴール隅に低い弾道でこの日2点目となる逆転シュートを決め、そのまま試合は終わった。

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