日本、シリアと1-1のドロー キリンチャレンジカップサッカー

2017年6月8日 07:16

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 7日、東京スタジアムで行われたサッカーのキリンチャレンジカップで日本はシリアと対戦、1-1で引き分けた。13日のワールドカップ最終予選イラク戦を想定した先発メンバーで臨んだが、シリアの固い守備に不安を残す試合となった。しかし交代した選手は持ち味を発揮し、効果のあるポジションチェンジなど見せ場もいくつかあった。

 前半7分、試合開始早々に香川真司が左肩を傷めて倉田秋と交代する。前半は原口元気、久保裕也がシュートを見せるも枠を捉えきれず、攻撃に精彩を欠く。

 後半3分 シリアは右CKをショートコーナーで繋いでアムロ・ジュニアトが倉田をかわしクロスを上げる。これをマークを外してフリーになったマルデク・マルドキアンがヘッドで先制する。後半13分、日本は左サイドで長友佑都から原口、大迫勇也と繋いだボールを再び裏に抜け出した長友が受けて絶妙なクロスを供給する。これをファーサイドから走り込んだ今野泰幸が押し込んで同点に追い付く。

 後半8分、代表デビューした井手口陽介は山口蛍の代役をこなし、後半13分に投入された乾貴士もドリブル、シュートと個性を出していた。後半18分に右インサイドハーフを今野から本田圭佑にポジションチェンジをすると、本田からのゲームメークが随所に見られた。この試合からハリルホジッチ監督が13日のイラク戦にどう臨むのかが注目される。

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