概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は3日ぶりに反発、海外市場の上昇を好感も上値重い

2017年6月5日 11:51

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記事提供元:フィスコ


*11:51JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は3日ぶりに反発、海外市場の上昇を好感も上値重い
【ブラジル】ボベスパ指数 62510.70 +0.36%
2日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比222.18ポイント高(+0.36%)の62510.70で取引を終えた。62773.25まで上昇した後、一時62160.72まで下落した。

後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤に再び買い戻された。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株も連れ高となった。また、経済指標の改善や利下げの実施なども引き続き支援材料。一方、指数の上値は重い。テメル政権の先行き不透明感が払しょくされていないことが引き続き指数の足かせとなった。

【ロシア】MICEX指数 1881.87 +0.65%
2日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比12.21ポイント高(+0.65%)の1881.87で取引を終了した。1881.97 から1849.57まで下落した。

売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、この日の欧米市場が上昇したことを受け、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。ブレント原油価格がさえない動きを示したことが圧迫材料となった。また、米国による追加の経済制裁懸念が高まっていることも引き続き足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 31273.29 +0.44%
2日のインド株式市場は3日ぶりに反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比135.70ポイント高(+0.44%)の31273.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.40ポイント高(+0.39%)の9653.50で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。SENSEX指数は過去最高値を再び更新。自動車大手などに買いが広がったことが指数をサポートした。好調な月次統計が買い手掛かりとなったもようだ。また、インド市場に対するポジティブな見方も支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3252.43 +0.09%
2日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.92ポイント高(+0.09%)の3105.54ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、2.99ポイント(0.09%)高の3252.43ポイントで取引を終えている。

証券当局による規制強化が改めて材料視される流れ。当局は先週末、「上場企業の大株主などによる保有株の売却規制を強化する」と発表した。新規株式公開(IPO)の認可ペースが足元で落ちていることとあわせ、需給改善が期待されている。国内金利の上昇基調や、前日発表の景気指標下振れなどが嫌気され安く推移していたものの、指数は中盤から買いの勢いを増した。《NH》

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