【注目銘柄】エコートレーディングは17年2月期黒字化して18年2月期も大幅営業増益予想

2017年4月7日 10:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 エコートレーディング<7427>(東1)に注目したい。ペットフード・ペット用品卸の大手である。4月6日発表した17年2月期連結業績は黒字化した。そして18年2月期も大幅営業増益予想である。

 株価は2月16日の年初来高値715円から反落して水準を切り下げ、本日4月7日は706円まで上げた。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、調整が一巡し、収益改善基調を評価して反発展開が期待される。

 17年2月期の連結業績は、売上高が16年2月期比3.2%増の776億89百万円で、営業利益が2億83百万円(16年2月期は3億31百万円の赤字)、経常利益が2億91百万円(同3億06百万円の赤字)、純利益が5億55百万円(同2億12百万円の赤字)だった。

 低価格志向の影響でペットフード・ペット用品類の販売価格が下落したが、高付加価値商品の開発・販売促進、在庫管理の徹底、販管費の削減などの効果で黒字化した。純利益は特別利益に投資有価証券売却益を計上したことも寄与した。

 18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比3.0%増の800億円、営業利益が同41.3%増の4億円、経常利益が同37.5%増の4億円、純利益が同44.0%減の3億11百万円としている。純利益は特別利益が一巡して減益予想だが、高付加価値商品の販売促進や適正在庫の運営などで大幅営業増益見込みとしている。収益改善基調だ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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