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日経平均は反発、戻り鈍く仕掛け的な売りが警戒されやすい/ランチタイムコメント
*12:16JST 日経平均は反発、戻り鈍く仕掛け的な売りが警戒されやすい
日経平均は反発。51.43円高の18861.68円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えた。原油相場の上昇を手掛かりとした米国株高の流れを受けて、買い先行で始まった。ただし、寄付き直後につけた18941.94円を高値に、その後は前日比変わらず水準まで上げ幅を縮めるなど、18900円を挟んでのこう着感の強い相場展開となった。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗しているほか、セクターでは精密機器、陸運、卸売、水産農林が上昇する半面、輸送用機器、保険、銀行、ゴム製品、証券が冴えないなど、まちまちの展開に。売買代金上位ではファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、NTT<9432>、ファイズ<9325>、大東建託<1878>が上昇。一方で、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、日産自<7201>が冴えない。
日経平均は反発して始まったが、5日線に上値を抑えられる格好となり、その後はこう着感の強い相場展開をみせている。物色対象も定まり難く、高安まちまちの展開となり、リバランスとみられる商いにとどまっているようである。また、地政学リスクの高まりのほか、このところみられている午後からの売り圧力への警戒もありそうだ。とりわけTOPIXは0.06%高と僅かに上昇するなか、日銀のETF買い入れは期待できない。下支え要因がないなかで、仕掛け的な売りも警戒されやすいだろう。
また、中小型株については、マザーズ、JASDAQが下げに転じており、戻りの鈍さを嫌気した換金売り等も意識されてくる可能性がある。直近の利食いから支持線が抵抗線として意識されている可能性もあり、戻りの鈍い銘柄へは短期筋の売り仕掛けも入りやすいだろう。(村瀬 智一)《AK》
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