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欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、リスク回避ムードによる円買い主導
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、リスク回避ムードによる円買い主導
今日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む値動きを予想したい。押し目買いが入りやすい水準ではあるが、南アの政治混乱による格付け引き下げの広がり、ロシア・サンクトペテルブルクでの地下鉄爆破テロ、北朝鮮の長距離ミサイル発射示唆などを受けて、リスク回避的な円買いが主導する展開になりそうだ。米国の2月貿易収支や2月製造業受注など発表が材料になる。
前日のNY市場では、トランプ米大統領が指名した連邦最高裁判事の候補者の選定に関し、意向通りに決められないとの見方から税制改革などの景気刺激策の遅れに不安が広がり、ドル売り先行となった。米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁(2017年投票権あり)は前日の講演で「年内3回の利上げが妥当」との考えを繰り返したが、ドル・円は今年の最安値圏である110円台に下落しており、投資家が引き続き下方向を模索している状況が鮮明となった。
本日のアジア市場のドル・円は、前日NY市場でのドル売りの流れを受け継ぎ、一時110円30銭台まで値を下げた。ただ、日経平均株価の下落基調が続いたにもかかわらず、ドルは110円後半に値を戻す場面もあった。ある外為ディーラーは、足元のドルの下落基調について「ドルの買い手が少なく、下落すれば売りたくなる」としながらも、「売りが売りを呼ぶ展開にはなっていない」と指摘。110円台からの大幅安は想定しにくいとの見方をしている。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・3月建設業PMI(予想:52.5、2月:52.5)
・18:00 ユーロ圏・2月小売売上高(前月比予想:+0.5%、1月:-0.1%)
・21:30 米・2月貿易収支(予想:-446億ドル、1月:-485億ドル)
・21:30 カナダ・2月貿易収支(予想:+6.0億加ドル、1月:+8.1億加ドル)
・22:30 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁講演(新50ユーロ紙幣発行にあたって)
・23:00 米・2月製造業受注(前月比予想:+1.0%、1月:+1.2%)
・23:00 米・2月耐久財受注改定値(前月比予想:+1.7%、速報値:+1.7%)
・05:30 タルーロ米FRB理事講演《SK》
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