後場に注目すべき3つのポイント~13時半辺りからの売りへの警戒感を払拭するか

2017年4月3日 12:24

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~13時半辺りからの売りへの警戒感を払拭するか
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・13時半辺りからの売りへの警戒感を払拭するか
・ドル・円は112円08銭付近、下げ渋り、押し目買いで
・ファイズ、日本電子材料など9社がストップ高


■13時半辺りからの売りへの警戒感を払拭するか

日経平均は反発。68.11円高の18977.37円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。名実ともに新年度相場入りとなるなか、日経平均は買い先行で始まった。ただし、寄付き直後に付けた18990.39円を高値に、その後はこう着感の強い相場展開をみせている。

セクターではその他製品、食料品、サービス、水産農林、ゴム製品、鉱業、小売、化学がしっかり。半面、鉄鋼、非鉄金属、銀行、石油石炭、保険が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上り数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。売買代金上位では、シャープ<6753>、任天堂<7974>、NTT<9432>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ファイズ<9325>、キーエンス<6861>が堅調。半面、東芝<6502>、ソニー<6758>、メガバンク3行が小安い。

日経平均は先週末の終値を挟んでのこう着が続いている。一目均衡表では雲を割り込んでの推移となり、こう着ながらも押し目買いの入れづらい状況であろう。また、先週後半にみられた13時半辺りからの売りへの警戒が心理的に影響する可能性もあり、まずはこの時間帯の警戒感を払拭することが必要であろう。とりわけ、前引けが上昇といった形で日銀のETF買い入れが行われないとみられる状況のなか、13時半辺りを狙った仕掛け的な動きが警戒されやすい。

物色は中小型株にシフトしやすいとみられるが、物色対象に広がりはみられず、一部の強い銘柄に短期資金が集中しやすいと考えられる。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は111円38銭、

3日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。日本株高を背景に押し目買いが観測された。

ドル・円は薄商いのなか、値動きは小幅にとどまっている。朝方の国内による売りで111円13銭まで下落。その後、日経平均株価の上昇基調を背景に押し目買いが入り、ドルをサポートしたもよう。

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を見込んだ買いを観測。引き続き押し目買い意欲に支えられドルの下値は堅そうだ。一方で、上値の重い展開も予想される。

ここまでのドル・円の取引レンジは111円13銭から111円50銭、ユーロ・円は118円66銭から118円95銭、ユーロ・ドルは1.0660ドルから1.0681ドルで推移した。

12時10分時点のドル・円は111円38銭、ユーロ・円は118円94銭、ポンド・円は139円70銭、豪ドル・円は84円80銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・ファイズ<9325>、日本電子材料<6855>など9社がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます

・日3月調査日銀短観・大企業製造業:12(予想:14、前回:10)
・日3月調査日銀短観・大企業製造業予測:11(予想:13、前回:8)
・日3月調査日銀短観・大企業非製造業:20(予想:19、前回:18)
・日3月調査日銀短観・大企業非製造業予測:16(予想:19、前回:16)
・日3月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:+0.6%(予想:-0.3%、前回:+5.5%)
・10:30 豪・2月小売売上高:-0.1%(前月比予想:+0.3%、1月:+0.4%)
・10:30 豪・2月住宅建設許可件数:前月比+8.3%(予想:-2.0%、1月:+2.2%←+1.8%)

・菅官房長官
「米大統領連が日米経済に与える影響を注視する」

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・特になし

<海外>
・14:00  印・製造業PMI(3月)    50.7《SK》

関連記事