11時時点の日経平均は小幅続落、タカタや関西電力が下落率上位

2017年1月24日 11:14

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記事提供元:フィスコ


*11:14JST 11時時点の日経平均は小幅続落、タカタや関西電力が下落率上位
11時00分現在の日経平均株価は18872.86円(前日比18.17円安)で推移している。23日の米国市場では、トランプ新政権の政策に対する先行き懸念などからNYダウは27ドル安となった。また、次期財務長官のドル高けん制発言もあって、円相場は一時1ドル=112円台まで上昇し、本日の日経平均はこうした流れを受けて73円安からスタートした。ただ、足元で円高進行は一服しており、日経平均は前日に200円を超える下落となった反動から一時プラス圏に切り返している。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンク株やファーストリテ<9983>が2%超の下落となっている。東芝<6502>も3%超安と反落。トヨタ自<7203>や任天堂<7974>は小安い。一部証券会社の投資評価引き下げが観測されたディーエヌエー<2432>は下げ目立つ。また、タカタ<7312>は4営業日ぶりにザラ場で売買成立しているが、関西電力<9503>や芝浦<6590>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、大塚HD<4578>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、三菱商事<8058>などが堅調。また、Vテク<7717>は8%高と大幅続伸しており、ヤマシンフィル<6240>やTOWA<6315>などとともに東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)《HK》

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