トヨタC-HR、記録的な大ヒットか、受注が当初予定の8倍に達す

2017年1月20日 10:11

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 トヨタ自動車が、昨年12月14日に発売した新型車C-HRが、爆発的ヒット作となりそうだ。全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じた1カ月の受注台数が、当初予定の8倍、4万8000台となった模様。

 C-HRは、「もっといいクルマづくり」の実現に向けたクルマづくりの構造改革である、TNGAの第2号車として投入したモデルだ。先行して発売しているTNGA第1号車のプリウスとプラットフォームは共通ながら、世界のあらゆる道で走行テストを行なった。欧州の一般道路でのステアリングの応答性やダンパーのチューニングなど、運動性能にこだわってC-HRの「味付け」を実施したモデルだという。

 開発陣がこだわったのは、「レスポンス」「リニアリティ」「コンシステンシー」。エクステリアデザインは、「センシュアル スピード-クロス」をキーワードに、キビキビとしたスピード感あふれるキャビン&ボディを持ったSUVとしてのたくましい足回りをセッティング。そのうえで、スピード感あるキャビン形状・彫刻的な面造形・「ダイヤモンド」をモチーフに強く絞り込んだボディと大きく張り出したホイールフレアの対比など、独創的なスタイルが支持されたようだ。

 価格はターボ車が251.64万円から277.6万円。ハイブリッドモデルが264.6万円から290.52万円だ。(編集担当:吉田恒)

■関連記事
トヨタ、UAEと共同で「水素利用の可能性を探る」実証実験を現地でスタート
水素利用を推進するトヨタなど世界企業13社協働で「水素協議会」スイス・ダボスで発足
自動運転車、AIが交通ルールを無視するパターンの学習を開始
トヨタ、1月19日開幕のWRC参戦に向けてマシン公開とメッセージを──オートサロンで
自動車業界のグローバルトレンド・機能安全を実現する世界初の日本の技術とは?

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事