マクドナルド、100円コーヒーを味と香りを高めてリニューアル

2017年1月12日 21:50

印刷

レギュラーコーヒー「プレミアムローストコーヒー(ホット)」(写真:日本マクドナルド発表資料より)

レギュラーコーヒー「プレミアムローストコーヒー(ホット)」(写真:日本マクドナルド発表資料より)[写真拡大]

 日本マクドナルドは12日、レギュラーコーヒーを、よりリッチな味と香りの新商品にリニューアルし、16日から全国の店舗(一部店舗を除く)で価格を据え置いて販売すると発表した。商品名は「プレミアムローストコーヒー(ホット)」。価格はSサイズ100円、Mサイズ150円(ともに税込み)。

 同社は、期間限定以外のレギュラー商品のおいしさにもこだわる「おいしさ向上宣言」を新たなテーマに掲げているが、今回販売するコーヒーはその第一弾として提供される。原料豆から見直しており、「マック史上最高リッチな味と香り」を実現したという商品だ。

 これまで使用してきた3種のコーヒー豆に、今回はエチオピア産モカを新たに加えて4種類の豆をブレンド。エチオピア産モカは、フルーティーな香りと柔らかな酸味を特長としており、コーヒー全体の味をコク深くクリアな後味に仕上げているという。また、ばい煎方法にもこだわり、個々の豆の特性に合わせて最適にばい煎され、絶妙なバランスでブレンドされているという。

 見た目も新たにし、カップを白色をベースにしたデザインに変更。プレミアムローストコーヒーの特長であったこだわりの抽出方法は継続し、ハンドドリップのような『蒸らし』の工程を持ちながら、抽出温度にもこだわった精度の高い専用のコーヒーマシンで抽出する。

 ホットコーヒーは、1971年にマクドナルドが日本1号店を銀座に出店したのと同時に販売が開始された基本メニューの一つ。2003年には本格的コーヒーを目指して原料を厳選した「プレミアムコーヒー」へとリニューアル。2005年からは「100円マック」のメニューとして100円コーヒーもスタートさせた。2008年に現在の「プレミアムローストコーヒー」の販売を開始した後、2012年にも1度リニューアルを行っており、今回はプレミアムローストコーヒーとしては2度目のリニューアルとなる。

 同社は、より多くの人に新コーヒーを味わってもらいたいとして、16日から20日までの5日間、朝の時間帯(午前7時~午前10時)は全店舗(午前10時より前に開店する全店舗)でSサイズの販売をせず、代わりに無料でSサイズコーヒーを提供するキャンペーンを実施。また、新コーヒーを星の数で評価し、Twitterで投稿するとマックカードが抽選で当たる「星いくつ?キャンペーン」も行う。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事