マザーズ指数は続落、中小型株への資金シフトも一服感で幅広い銘柄に売り優勢/マザーズ市況

2017年1月12日 18:01

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記事提供元:フィスコ


*18:01JST マザーズ指数は続落、中小型株への資金シフトも一服感で幅広い銘柄に売り優勢
 本日のマザーズ市場は、日経平均の想定以上に軟調な動きを映して、利食い売りが優勢の展開になった。主力大型株から中小型株への資金シフトの動きなども一服する形になっている。一部銘柄には値幅取りの動きが活発化したものの、SOSEI<4565>、ミクシィ<2121>、サイバーダイン<7779>などの主力株を始め、幅広い銘柄に売りが優勢となった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で819.68億円。騰落数は、値上がり41銘柄、値下がり177銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、UMN<4585>が連日のストップ安なった。スタジオアタオ<3550>は前日に発表した第3四半期決算がマイナス材料視される。GNI<2160>は急ピッチの上昇の反動で利食い売りが優勢になる。メタップス<6172>には利食い売りが継続し、リネットジャパン<3556>も大幅続落。シンシア<7782>、グレイス<6541>など直近IPO銘柄の一角も軟調。一方、アスカネット<2438>は部品供給の独BMWホログラム式インターフェースで注目されて急伸。REMIX<3825>には仮想通貨関連として押し目買いの動きが向かった。マイネット<3928>やJIG−SAW<3914>は反発、チェンジ<3962>、キャリア<6198>は大幅高に。《KS》

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