フォルクスワーゲン、ミニバン「Golf Touran」の先進安全装備を強化

2017年1月7日 12:14

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ゴルフ トゥーラン(フォルクスワーゲン グループ ジャパンより)

ゴルフ トゥーラン(フォルクスワーゲン グループ ジャパンより)[写真拡大]

 フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は6日、7人乗りコンパクトミニバン「Golf Touran(ゴルフ トゥーラン)」の先進安全装備を強化し、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて発売したと発表した。

 ゴルフ トゥーランは、欧州では「トゥーラン」の名称で販売されているミニバンで、ゴルフのプラットフォームを利用して開発された。2003年に初代モデルが発売され、国内では2004年春から販売を開始。2015年にはフルモデルチェンジが行われ、2016年1月に2代目モデルが日本でも発売された。

 今回の商品強化では、フォルクスワーゲンのミニバンに初めての採用となる渋滞時追従支援システム『Traffic Assist(トラフィックアシスト)』を上級2グレードの「TSI Highline」「TSI R-Line」に標準装備するとともに、「TSI Comfortline」グレードでは、専用オプションのセーフティーパッケージに追加した。

 『Traffic Assist』はドライバーがあらかじめ設定した先行車との間隔と車速を自動で保ちながら、走行レーンも同時に維持するようサポートする機能。交通渋滞時や発進・停車の多い状況などにおいて、システムは自動的にアクセル、ブレーキおよびステアリングを制御する。アダプティブ クルーズコントロール (ACC)やレーンキープアシス トシステム(Lane Assist)によって可能な中高速度域における車間・車線維持と相まって、あらゆる速度域において半自動運転を実現。これにより、渋滞時や長距離移動におけるドライバーの疲労やストレスを和らげるという。

 その他、「TSI Comfortline」グレードのアップグレードパッケージに、『クロームパッケージ(サイドウィンドー)』とシルバールーフレールを追加、エクステリアのクオリティを向上させている。

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