ヤマハ発、フィリピンでの二輪車生産台数が累計100万台に

2016年12月1日 19:21

印刷

100万台達成記念式典の様子(ヤマハ発動機の発表資料より)

100万台達成記念式典の様子(ヤマハ発動機の発表資料より) [写真拡大]

  • フィリピンにおける主力モデル「Mio i 125」(ヤマハ発動機の発表資料より)

 ヤマハ発動機は1日、同社のフィリピンにおける二輪車生産台数が、累計100万台に到達したと発表した。

 同社は、2007年5月に二輪車製造・販売の現地法人としてYamaha Motor Philippines(YMPH)を設立。同年9月にはラグーナ州に二輪車製造の暫定工場を設置し、排気量105cc~125ccの二輪車生産を開始した。2008年9月にはバタンガス州のリマ工業団地に新しい二輪車製造工場を設置し、ラグーナ州の工場に代わり、本格的に生産を開始。100万台は生産開始から9年目での到達となる。

 フィリピンでは、堅調な経済成長を背景に、二輪車市場が近年拡大傾向にあり、2016年の総需要は前年比21%増の約103万台、同社の販売は総需要を上回る前年比37%増の26万台の見込みだという。他の日系企業では、ホンダが今年9月にフィリピンでの二輪車累計生産500万台を達成している。

 ヤマハ発動機では、今回の100万台達成を記念し、バタンガス州のYMPHで山地勝仁・生産本部長、日高祥博・事業本部第1事業部長ほかYMPH従業員ら約800名が出席し、記念式典を行った。

関連キーワード

関連記事