1-6月の貿易統計、半期では5年半ぶりの黒字―原油安で輸入減

2016年7月25日 13:34

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貿易収支(月次)の推移を示すグラフ。収支を算出するための5月の輸入、6月の輸出・輸入は速報値。(財務省「貿易統計」をもとに編集部で作成)

貿易収支(月次)の推移を示すグラフ。収支を算出するための5月の輸入、6月の輸出・輸入は速報値。(財務省「貿易統計」をもとに編集部で作成)[写真拡大]

 財務省が25日発表した上半期(1-6月)の貿易統計(速報)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆8,142億円の黒字だった。黒字は2010年下半期以来、5年半ぶり。輸出が減少しているものの、輸入が原油安で大幅に減少していることが黒字化に寄与した。

 貿易収支のうち、輸出額は前年同期比8.7%減の34兆5,183億円だった。減少は2期連続。全体への影響が大きかった品目として、鉄鋼が同27.5%減、有機化合物が同22.7%減、半導体等電子部品が同11.6%減だった。

 輸入額は、同17.2%減の32兆7,041億円だった。減少は3期連続。原油安で、原粗油が同38.2%減、液化天然ガスが同46.4%減、石油製品が同45.4%減と、大幅に減少した。

 6月単月では、貿易収支が6,928億円の黒字だった。黒字は2か月ぶり。輸出額は前年同月比7.4%減の6兆255億円だった。減少は9カ月連続。輸入額は同18.8%減の5兆3,326億円だった。減少は1年6カ月連続。

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