アメリカで人気のお菓子「トゥインキー」を生産するホステス社、自動化で94%の従業員を削減し復活

2016年7月12日 21:23

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 アメリカでは非常にポピュラーなお菓子「トゥインキー(Twinkie)」のメーカーであるホステス(Hostess)社は2012年に経営不振によって破産状態となり、いったん操業を停止した。その後同社は別の企業の傘下となってトゥインキーは復活したのだが、この復活の影にはロボットの導入による生産自動化があるという(Slashdot)。

 かつてホステス社は40の工場で2万2000人を雇用していたが、工場の自動化を推し進めた結果、現在の従業員数は1170人にまで減少したという。自動化の効果は強力で、以前は14の工場、9000人の労働者で生産していたのと同等の量を1つの工場、500人の労働者で製造できるようになったそうだ。これによって同社の業績も上昇しているという。

 スラドのコメントを読む | ビジネス | ロボット

 関連ストーリー:
米国・ダラス市警、爆弾処理ロボットに爆発物を運ばせて狙撃事件の容疑者を殺害 2016年07月09日
米McDonald'sの前CEO曰く、最低賃金が15ドルになればロボットが職を奪う 2016年05月30日
ドローンは人間の労働127億ドル分を置き換えることが可能という説 2016年05月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事