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米国株見通し:売り先行か、ベージュブックの内容を注視
*19:46JST 米国株見通し:売り先行か、ベージュブックの内容を注視
『米株式市場』
6月31日のNY市場はまちまち。中国株の上昇を受けて買いが先行。しかし、5月シカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が相次いで予想を下回ったことで下落に転じた。さらに、4月個人支出やPCEコア指数が概ね予想に一致し、利上げへの警戒感が強まったことも嫌気された。原油相場の下げも重石となった。ダウ平均は86.02ドル安の17787.20、ナスダックは14.55ポイント高の4948.06。
グローベックスの米株先物はNYダウで50ドル安程度を織り込んでいる。欧州市場は売りが先行しているほか、アジア市場の弱い流れもあり、売り先行のスタートになりそうだ。また、経済指標ではISM製造業景気指数(5月)、建設支出(4月)、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。ISM製造業景況指数については、予想は50.5と、前月の50.8から低下を見込んでいる。先行指標のマークイット5月製造業PMIは50.5に低下し、市場予想の51.0を下回ったこともあり、予想を下回る可能性がある。足元で米景気に対する楽観的な見方が広がっていたこともあり、予想を下回るようだと、嫌気材料となろう。
また、ベージュブックが注目される。雇用統計の結果とともに連銀の金融政策に影響を与えるかどうかが焦点だが、先週発表された1-3月期GDP改定値は0.8%増と、速報値の0.5%増から上方修正された。先週発表された4月耐久財受注や新築住宅販売件数など良好な経済指標を受けて、楽観的な景気判断が示される可能性が高いだろう。早期利上げ観測が強まる可能性があると当時に、雇用統計を見極めたいとする流れが強まることも考えられる。《TY》
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