BMW、車外から自動駐車できる「リモート・パーキング」機能

2016年5月17日 05:20

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BMW 7シリーズ(BMWホームページより)

BMW 7シリーズ(BMWホームページより)[写真拡大]

 BMWは16日、フラッグシップ・モデルの新型BMW 7シリーズに車外から遠隔操作で自動駐車できる「リモート・パーキング」機能をオプション設定し販売を開始した。価格は7万4,000円(税込み)。

 同社によると量産車初の機能で、2000年から開発を進める高度自動運転技術を応用しているという。車線と前方車両を検知して、車線中央の自動走行を行うシステムに続く将来の自動運転技術応用の第2弾となる。

 同機能により、乗員の乗り降りが難しい幅の狭いスペースへ駐車するときなど、ドライバーは駐車スペースの前方中央にクルマを止めて、車外から操作し遠隔操作で駐車できる。駐車完了後のエンジン停止も可能。駐車スペースからクルマを出す場合も、ドライバーは車外から操作できる。同機能の作動時は、フロントおよびリヤ・バンパーに装着されたPDC(パーク・ディスタンス・コントロール)のセンサーが常に作動し、障害物や歩行者の不意な飛び込みを検知すると自動的に停止する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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