関連記事
まずはマド埋め意識、買戻し一巡後の動向は見極めが必要【クロージング】
*16:38JST まずはマド埋め意識、買戻し一巡後の動向は見極めが必要【クロージング】
10日の日経平均は大幅に続伸。349.16円高の16565.19円(出来高概算23億7000万株)で取引を終えた。麻生財務相の急激な為替変動には「介入する用意ある」との発言を受けて円相場は1ドル108円台と円安に振れており、この流れから日経平均は、買い先行で始まった。16300円を回復して始まった日経平均は、その後前日比10円高水準まで上げ幅を縮める場面もみられた。しかし、円安が進むなか、先物主導によるインデックス買いが断続的に入っており、後場に入ると16500円を回復。その後も高値圏での推移が続いており、日経平均は300円を超える大幅続伸で本日の取引を終えている。
インデックスに絡んだ商いが中心であり、東証1部の値上がり数は1600を超え、全体の8割を占めている。セクターではその他金融、保険、ガラス土石、金属、ゴム製品、化学が3%を超える上昇。一方で、原油相場の下げや中国市場の弱い流れもあり、石油石炭、鉱業が下げているほか、卸売は丸紅<8002>が急落したほか、三井物産<8031>、住友商<8053>が冴えなかった。
本日も麻生財務相の発言が伝えられるなど、目先は円安・ドル高に振れやすい需給状況のようである。主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」を前に、政府の財政出動策への期待が下支え要因にもなりそうである。また、週末にはオプションSQが控えている。オプション権利行使価格は16250円から、16375円、16500円を突破してきている。権利行使価格16625円が意識されてくるが、直近では16357-16652円処でマドを空けており、マド埋めが意識されてきそうだ。
ただし、決算ピークで模様眺めムードの中で、先物主導の上昇である。指値の薄い中で断続的なインデックス売買で押し上げられている面もあり、翌日にはあっさり景色が変わる可能性もある。上海など他のアジア市場は弱い動きをみせていることもあり、買戻し一巡後の動向は見極めが必要だろう。《AK》
スポンサードリンク

