NHK、タクシーチケットで68人に注意・指導

2016年3月9日 10:41

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 NHKは昨年1年間のタクシー使用の全国緊急調査の結果を8日発表した。調査対象にしたのは全国86の部局のなかで、使用金額の多い職員1270人、チケット枚数にして約24万枚。

 今年2月1日から3月4日までの期間をかけて調査したとしている。その結果、私的目的での不正使用や処分対象になる事案はなかったものの、深夜帰宅や出張時の移動で公共交通機関の利用は可能だったのに『勘違いして』(NHK)タクシーを使っていたものなど、内規では認められていない使用例があり、68人を注意・指導し、代金約94万円を返還させたとしている。

 NHKではさいたま放送局の記者がタクシーチケットを私的利用していたほか、大阪放送局でも私的利用が分かるなどしたことから、全国規模で使用料の多い職員を対象に行ったとしている。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
NHKアイテック問題で籾井会長ら報酬一部返納
地方貢献へNHK放送センターの一部機能を地方に
危険ドラッグ製造の職員を懲戒免職に NHK
「決してメディアは委縮されていない」高市大臣
NHKアイテック 2人懲戒解雇、社長ら辞任へ

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事