ボトム確認しづらい需給状況、好業績銘柄等は冷静に押し目を探る/後場の投資戦略

2016年2月9日 12:23

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;16,168.21;-836.09 TOPIX;1,310.95;-69.46

[後場の投資戦略]

 日経平均は寄り付きをほぼ高値として下げており、長い陰線を形成。これにより1月21日につけた安値が射程に入ってきている。ただし、円相場が1ドル114円台に突入し、10年債利回りが初めてゼロ%となる中では、ダブル・ボトム形成を意識した押し目買いも入れづらいところであろう。週末にオプションSQを控えている中で、日中の荒い値動きによって先物市場ではヘッジに伴う売りなども警戒されやすく、買いを入れづらい需給状況である。
 なにより、10日にイエレンFRB議長による米下院金融サービス委員会での証言が予定されている。米利上げペースへの思惑等から引き続き為替市場も含めて値動きの荒い展開になりやすく、リスク資産を売却する動きに向かわせやすい。とはいえ、COOKPAD<2193>、OLC<4661>が堅調に推移するなど、個別材料や決算を評価した物色は根強い。イレギュラー的な価格形成になりやすいが、好業績銘柄等は冷静に押し目を探りたいところである。(村瀬智一)《NH》

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