三菱電機、約100億円投資しFA機器の開発・設計棟を建設―FAシステム事業の拡大図る

2016年1月8日 17:56

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第二FA開発センターのイメージ(三菱電機の発表資料より)

第二FA開発センターのイメージ(三菱電機の発表資料より)[写真拡大]

 三菱電機は8日、名古屋製作所にFA(ファクトリーオートメーション)機器の開発・設計棟「第二FA開発センター」を新たに建設すると発表した。投資額は約100億円で、2017年6月から順次稼働し、FAシステム事業の規模拡大に対応した開発・設計環境の整備を進めていくという。

 同社によると、同センターの建築面積は約4,400m2で、鉄骨造、地上7階建となる。同センターの建設によって、次世代のものづくりを実現する統合ソリューション「e-F@ctory(イーファクトリー)」の開発・設計環境を整備し、FA機器(シーケンサ、表示器、サーボ、インバーターなど)の製品力強化などを図る。

 また、顧客とFA機器の動作検証や今後の製品開発を検討する共同開発ルームを開設し、一体となって生産性・収益性向上にむけた課題解決に取り組むという。

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