米議会図書館著作権局、DRM回避の合法化範囲を広めた新ルールを公表

2015年11月1日 17:58

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 米国議会図書館(U.S. Library of Congress)の著作権局(Copyright Office)が28日、DRM回避のための最新ルールを公表した(SlashdotConsumerist)。

 最新ルールでは自動車関連のソフトウェアについて、診断や修理、合法な修正のためのDRM回避が認められた。ただし、車載エンターテイメントシステムやテレマティクス(車載情報システム)については対象外だという。

 また、従来jailbreak、いわゆる「脱獄」が認められていたスマートフォンに加え、タブレットやウェアラブルデバイス、スマートTVなどについても「脱獄」が認められた。ただし、電子書籍リーダーのような「単機能デバイス」については対象外だそうだ。

 そのほか、大学・学校などの関係者や図書館、美術館などがテレビや動画などの一部分を批評やコメント、教育目的で利用するためのDRM回避や、セキュリティ研究者などが研究目的で自動車や投票装置、医療デバイスなどを隔離された環境下で「ハック」することも認められている。

 さらに、プレイする際にサーバーに接続しての認証が必要となるようなゲームについて、そのサーバーがすでに利用できない状態になっている状況下などに置いてはその所有者がDRMを回避することも合法とされた。

 いっぽうでDRMが付与されたメディアのフォーマット変換や、ゲーム機および電子書籍リーダーの脱獄については認められていないとのこと。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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