オリンパス、医療機器の主要製造拠点の白河事業場に新工場棟を竣工

2015年10月7日 20:46

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白河事業場 新工場棟外観(オリンパスの発表資料より)

白河事業場 新工場棟外観(オリンパスの発表資料より)[写真拡大]

 オリンパスは7日、医療機器の主要製造拠点のひとつである白河事業場内(福島県西白河郡西郷村)に新工場棟を竣工し、10月末より本格稼動すると発表した。

 同社によると、白河事業場には、「製造」、「修理」、「調達」の3つの機能がある。今回の新工場棟建設により、これらの組織をひとつの敷地に効率的に集約できるという。これにより、調達・製造・修理までをより効率的に行える「One Shirakawa」体制とする。

 同社は、医療事業の飛躍を目指して、医療機器の主要製造拠点(会津・白河・青森)の生産能力増強・生産効率向上・BCP対策を図り、磐石な生産体制の構築を目的とした新工場棟建設計画を2012年12月に発表した。白河事業場は、3拠点の中で最初に竣工を迎えた。

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