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三菱商事、西豪州のウンガニ油田で商業生産開始
生産地の地図(三菱商事の発表資料より)[写真拡大]
三菱商事は17日、ブル・エナジー社(Buru Energy Limited)とともに取り組んでいる西豪州キンバリー地域カニング堆積盆地における原油・ガスの探鉱開発事業において、ウンガニ油田の商業生産を開始したと発表した。
同油田の初期生産量は日量1,250バレル。今後開発を加速させ、年内に日量3,000バレル、来年以降には日量5,000バレル以上への生産拡大を目指す。また、油田開発と並行して周辺油田の探鉱を継続し、成功時1億バレル以上の埋蔵量の積上げを目指す。
産出される低硫黄原油は高品質で、アジア・大洋州を中心に安定的な需要が見込まれるという。同社グループの石油トレーディング会社、ペトロダイヤモンド・シンガポール社を通じて、主に東南アジアの石油会社向けに販売活動を展開する。
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