8日の香港市場概況:ハンセン指数は大幅続落、年初からの上昇を打ち消し年間騰落率はマイナスに

2015年7月8日 18:22

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記事提供元:フィスコ


*18:22JST 8日の香港市場概況:ハンセン指数は大幅続落、年初からの上昇を打ち消し年間騰落率はマイナスに

8日の香港市場は大幅続落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比1458.75ポイント(5.84%)安の23516.56ポイントと4日続落し、本土企業株で構成されるH株指数が720.00ポイント(6.09%)安の11107.30ポイントと5日続落した。ハンセンは一時8.56%安の下げを記録。終値での下落幅は過去4番目の大きさだった。年初からの上昇を打ち消し、昨年末比0.37%安と年間騰落率がマイナスに転じている。売買代金は2359億7000万香港ドルに増加した(7日は1724億8000万香港ドル)。

本土株安が重し。中国当局が相次いで相場テコ入れ策を打ち出したにもかかわらず、本日の上海総合指数が大幅続落したことを嫌気した。株安を発端とする中国景気の悪化も懸念されている。

ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安(50のうち49が下落)。個別では、全国展開型デベロッパーの中国海外発展(688/HK)が10.0%、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が9.2%、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が8.9%と下げが目立った。

証券株も急落。国泰君安国際HD(1788/HK)が16.1%安、華泰証券(HTSC:6886/HK)が12.8%安、中信証券(6030/HK)が9.5%安、広発証券(1776/HK)が5.2%安で引けた。今年株式公開した華泰証券と広発証券は連日で上場来安値を更新し、中信証券は年初来安値を切り下げている。大手証券21社が総額1200億人民元をETF購入に充てると先週末に表明するなか、連日の急落で含み損が膨らむと懸念された。

【亜州IR】《SY》

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