関連記事
パナソニック、スポーツ中の身体データを蓄積できるトレーニング支援サービス

バイタルデータがグラフ表示されるイメージ(写真:パナソニック コンシューマーマーケティング発表資料より)[写真拡大]
パナソニック コンシューマーマーケティングは1日、同社が運営するパナソニック ストア法人サイトで、スポーツチーム向けトレーニング支援ツールとして、スポーツデータクラウドサービスの提供を当月中旬より開始すると発表した。
サービス利用料(予定)は、10選手が利用の場合で年額 21万6,000円から。ウェアラブル機器(センサーモジュール、パッチ、データ取得用USBツール)、センサーモジュール5個パック(センサーモジュール5個、パッチ10枚、USBツール1個)は17万8,600円から。パッチの追加購入分は、10枚パックで2万5,000円からである。
新サービスを利用することで、スポーツ中のバイタルデータをクラウドで管理し、選手が行うトレーニングや練習試合時のバイタルデータを取得・蓄積し、メニュー別の負荷やトレーニング効果の確認が行える。また、コンディショニングに向けたプラン作成などに活用できる。
開始当初は、心拍数、ステップ数、3軸加速度センサーを活用したデータ(ジャンプ回数など)、呼吸数、表皮体温のデータ蓄積とグラフによる可視化が行える。また、練習メニューと共にグラフ表示が行えるので、どの練習で選手に負荷が掛かっているか、かかっていないのかなどを心拍数、ステップ数などと比較して簡確認できる。
さらに、心拍数グラフにおいて選手個別の最大心拍数に応じて、しきい値を設定できる。これにより、例えば、最大心拍の75%~90%の運動が練習全体の何割占めていたかなどを簡単に確認できる。
今後、同社は、さらに管理できる項目を追加し、取得したデータの解析や分析をクラウド上で行うサービスを充実する予定という。これにより、チームをまたいだ選手の管理、ジュニアエリートの育成データ記録などを通じて、選手・チームのパフォーマンス向上に活用できるデータサービスへと進化させていくとしている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
スポンサードリンク
