前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後はギリシャ警戒から中小型株にシフトか

2015年6月19日 08:33

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後はギリシャ警戒から中小型株にシフトか

19日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:買い一巡後はギリシャ警戒から中小型株にシフトか
■外資系証券の注文動向:差し引き290万株の売り越し
■前場の注目材料:東エレデバ<2760>サイバー攻撃長時間追跡、セキュリティー対策発売


■FOMCは想定内、日銀会合やユーロ圏財務相会合控え模様眺めムード

19日の東京市場は、自律反発の展開が見込まれる。18日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに慎重な姿勢でのぞむ方針を示したことが引き続き好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。ナスダックは史上最高値を更新した。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は、大阪比160円高の20120円と2万円を回復。これにさや寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行することになろう。

また、大阪225先物はナイトセッションで一時19870円まで下げていたが、日経平均の13週線レベルであり、いったんは底打ちが意識される水準である。しかし、自律反発の域は脱せないと考えられ、買い一巡後はこう着感の強い相場展開とみておきたい。

想定内ではあるが、ユーロ圏財務相会合でのギリシャ支援協議は物別れとなった。22日にユーロ圏首脳会議を開いて対応を協議することになり、ギリシャが債務不履行に陥るのではないかという懸念から、オーバーウィークのポジションは取りづらいと考えられる。日銀の金融政策決定会合でのサプライズは、期待しづらいところであろう。

そのため、シカゴ先物にさや寄せする格好から、インデックスに絡んだ買いで上昇した後は、次第に個人主体による低位材料株や中小型株などでの短期的な物色に向かいやすい。

■外資系証券の注文動向:差し引き290万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1710万株、買い1420万株、差し引き290万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月12日(金):380万株の買い越し
6月15日(月):10万株の売り越し
6月16日(火):160万株の買い越し
6月17日(水):360万株の売り越し
6月18日(木):400万株の買い越し

■前場の注目材料

・ローマ法王、迅速な地球温暖化対策を訴え
・韓国MERS警戒、タイで初めて確認
・東エレデバ<2760>サイバー攻撃長時間追跡、セキュリティー対策発売


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:30 閣議後、閣僚会見予定
・09:00 日銀金融政策決定会合(2日目)

<海外>
・特になし《SY》

関連記事