前場に注目すべき3つのポイント~日銀会合やユーロ圏財務相会合控え模様眺めムード

2015年6月18日 08:34

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記事提供元:フィスコ


*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~日銀会合やユーロ圏財務相会合控え模様眺めムード

18日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:FOMCは想定内、日銀会合やユーロ圏財務相会合控え模様眺めムード
■外資系証券の注文動向:差し引き400万株の買い越し
■前場の注目材料:デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>が東証ジャスダックに新規上場


■FOMCは想定内、日銀会合やユーロ圏財務相会合控え模様眺めムード

18日の東京市場はこう着感の強い相場展開が見込まれる。17日の米国市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果から、利上げのペースは緩やかになるという見方が広がった。緩和的な金融政策を維持する姿勢が示され、FOMCの発表をきっかけに上昇に転じている。一方、シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の20160円だった。円相場は1ドル123円40銭辺りでの推移。

FOMCについては予想通りの内容であり、サプライズはないだろう。引き続き年内利上げ再開との見方であり、一方で日本の緩和政策を背景に、中長期的な上昇基調は続くとみておきたい。

しかし、足元ではこう着感の強い相場展開が続いており、短期的な調整は警戒される。きょうからの日銀の金融政策決定会合ではサプライズは無いながらも、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。また、債務不履行に陥るリスクが高まっているギリシャを巡るユーロ圏の財務相会合が開かれるため、その結果を見極めたいムードも強いだろう。

そのため金融セクターや欧州関連株などは手掛けづらく、ポジション圧縮に伴う利益確定の流れに向かいやすい。物色の流れはサイバーセキュリティ関連などのテーマ株や新興市場の中小型株や低位材料株などに短期筋の資金が集中しやすいとみておきたい。

日経平均は底堅さが意識されているが、上値切り下げのこう着でやや需給面は悪化傾向にある。いったんは2万円割れをみないと、押し目買い意欲は強まりづらいところでもある。

■外資系証券の注文動向:差し引き400万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1580万株、買い1220万株、差し引き360万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月11日(木):240万株の買い越し
6月12日(金):380万株の買い越し
6月15日(月):10万株の売り越し
6月16日(火):160万株の買い越し
6月17日(水):360万株の売り越し

■前場の注目材料

・FRB、年内の利上げ示唆 政策は現状維持
・ソフトバンクがヒト型ロボット「ペッパー」の一般発売
・デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>が東証ジャスダックに新規上場(公開価格:1300円)


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 前週分対外対内証券売買
・10:30 40年国債入札の結果発表

<海外>
・時間未定 インドネシア中央銀行が政策金利発表(7.50%で現状維持の予想)《SY》

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