概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続伸、原油先物の上昇によりロシアの資源関連企業が買われる

2015年6月3日 09:36

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記事提供元:フィスコ


*09:36JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続伸、原油先物の上昇によりロシアの資源関連企業が買われる
【ブラジル】ボベスパ指数 54236.43 +2.27%
2日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1205.12ポイント高(+2.27%)の54236.43で取引を終えた。53035.02から54236.43まで上昇し、高値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは54、値下がりは12であった。


この日発表のブラジルの4月鉱工業生産が前年比-7.6%だったが(予想は-8.1%、3月が-3.4%)、予想されたほど落ち込まなかったことを好感して、株高になったとの見方。また、NY原油先物が前日比1ドル超上昇したことも、ブラジル株の下支えになったとみられる。

【ロシア】MICEX指数 1643.41 +1.64%
2日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比26.47ポイント高(+1.64%)の1643.41で取引を終了した。1612.87から1650.62まで上昇した。

ブレント原油先物が65ドル台後半まで上昇したことが、ロシアの資源関連企業の株高につながり、MICEX指数の上昇をけん引したとの見方。また、ルーブル反発で、海外投資資金の流入期待、あるいは、インフレ抑制に絡む利下げ思惑なども、ロシア株の下支えになった可能性。世界銀行の2015年ロシア成長見通し上方修正も、引き続き買い材料となった。
【インド】インドSENSEX指数 27188.38 -2.37%
2日のインドSENSEX指数は大幅反落。前日比660.61ポイント安(-2.37%)の27188.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.34%(196.95ポイント)安の8236.45で取引を終えた。

小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。企業の業績伸び鈍化やモンスーン(季節風)の始まりの遅れで干ばつ被害懸念が高まっていることが引き続き警戒材料。また、モディ政権の構造改革が2年目も大幅な加速が見込めないとの見通しも嫌気された。

【中国本土】上海総合指数 4910.53 +1.69%
2日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比81.79ポイント高(+1.69%)の4910.53ポイントと続伸した

主力の銀行株に動意がみられないなか、中小型の銘柄が物色される。前日に続き、発電株や薬品株の上げが目立つ。浙江浙能電力(600023/SH)がストップ高、康美薬業(600518/SH)が7.8%高で引けた。ITハイテク株やインフラ関連株も高い。不動産株や自動車株も買われた。《NH》

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