アサヒ、「竹鶴ピュアモルト」など洋酒・輸入ワイン201品目を最大44%値上げ

　アサヒビールは13日、国産洋酒、輸入洋酒、輸入ワイン計43ブランド201品目の販売価格を9月1日から改定すると発表した。

　同社によると、国産洋酒については、原材料費やエネルギーコストなどの高騰、輸入洋酒については、世界的な需要拡大による仕入価格の上昇、輸送コストの上昇、輸入ワインについては、各国ワイナリーの庫出し価格の上昇などが見られ、値上げに踏み切ったという。

　国産洋酒の値上げは、「竹鶴ピュアモルト」、「スーパーニッカ」など19ブランド43品目が対象で、参考小売価格ベースで約9%～44%値上げとなる。なお、主力の「ブラックニッカ」シリーズなどは価格を据え置く。

　輸入洋酒の値上げは、6ブランド64品目が対象で、参考小売価格ベースで約2%～36%値上げとなる。

　輸入ワインの値上げは、18ブランド94品目が対象で、参考小売価格ベースで約3%～38%値上げとなる。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）