今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でリスク回避の円買い抑制

2015年5月12日 08:15

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記事提供元:フィスコ


*08:15JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でリスク回避の円買い抑制

11日のドル・円相場は、東京市場では119円72銭から119円99銭で推移。欧米市場でドルは一時120円15銭まで上昇し、120円08銭で取引を終えた。

本日12日のドル・円は主に120円台前半で推移か。米長期金利の上昇を意識してリスク回避的な円買いは抑制される見込み。

11日に発表された4月の米労働市場情勢指数(LMCI)は-1.9となった。3月実績は当初発表の-0.3から-1.8に下方修正されている。米労働市場の改善は遅れていることが確認されたことで、米国の利上げ開始時期は9月以降になるとの見方が一段と広がっている。

ただし、ドル相場は底堅い動きを見せた。11日の米国株はエネルギー株の下落などでNYダウとS&P500種株価指数はいずれも反落したが、米長期金利の上昇がドル買いを促す要因となったようだ。米国の利上げ開始時期は9月以降になる可能性が高まっているが、米長期金利が上昇を続けた場合、その影響は他国の株式・債券市場にも波及する可能性がある。為替相場の動向を予測することは難しくなりそうだ。《FA》

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