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香港株式概況:香港ハンセン指数は上昇、外部環境の改善などが好感される
*18:14JST 香港株式概況:香港ハンセン指数は上昇、外部環境の改善などが好感される
8日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比287.37ポイント(1.05%)高の27577.34ポイントと7日ぶり、本土企業株で構成されるH株指数が281.19ポイント(2.04%)高の14049.66ポイントと4日ぶりにそれぞれ反発した。売買代金は1391億3400万香港ドル(7日は1616億3700万香港ドル)。
海外動向の改善が支え。ドイツと米国の債券利回りが低下するなか、金利上昇による企業業績の悪化懸念が薄らぎ、昨夜の米株相場に買い戻しが入ったことを好感した。ハンセン指数が昨日まで6日続落するなか、押し目買いの動きが優勢となっている。取引時間中に公表された4月・中国貿易統計の下振れは特段の悪材料となっていない。輸出額は前年同月比で6.2%減(予想は0.9%増)、輸入額は同16.1%減(予想は8.4%減)と、そろってさえない結果となった。
ハンセン指数の構成銘柄では、政府系港湾大手の招商局国際(144/HK)が4.5%高、パソコン世界最大手の聯想集団(992/HK)が4.2%高、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が3.9%高と上げが目立った。レノボに関しては、ドイツ銀行が最新リポートで同社の株価見通しを上方修正したことなどが好感されている。
本土の空運大手3社株も急伸。中国南方航空(1055/HK)が11.0%高、中国東方航空(670/HK)が9.1%高、中国国際航空(753/HK)が8.6%高と買い進まれた。すでに3社は否定しているものの、石油や海運、自動車などに続き、空運業界にも合併再編の観測が流れたことを材料視した。
アジア地域の経済連携やインフラ整備を進めるという中国の「一帯一路」構想で恩恵のある、インフラや海運などの銘柄群も物色される。交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が9.5%高、鉄道建設の中国中鉄(390/HK)が8.5%高、同業の中国鉄建(1186/HK)が7.5%高、建機の中聯重科(1157/HK)が4.3%高、海運大手の中海発展(1138/HK)が6.1%高、港湾オペレーターの廈門国際港務(3378/HK)が11.2%高と値を上げた。
【亜州IR】《FA》
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