ハワイ人問題事務局、30メートル望遠鏡への建設支持を取り消し

2015年5月5日 15:22

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記事提供元:スラド

米国・ハワイ州機関のハワイ人問題事務局(OHA)は4月30日、マウナケア山頂に建設されるThirty Meter Telescope(TMT: 30メートル望遠鏡)に対する建設支持を取り消すことを理事による投票で決めたそうだ(Scienceの記事本家/.)。

3月に着工したTMTは建設予定地が一部のネイティブハワイアンにとって神聖な場所であるとして問題となり、反対運動が繰り広げられている。4月上旬にはDavid Igeハワイ州知事が建設の一時中断を求め、建設会社が合意している。マウナケアには既に13の天文台が設置されており、ハワイ島で最も高い建造物となるTMTの建築は、環境への影響が大きいとする意見もあるという。また、頂上エリアは1990年代から2000年代にかけてハワイ大学や州政府が管理を怠ってきたことも指摘し、望遠鏡がこれ以上建築される前に問題を解決する必要があるとも述べているとのこと。

TMTプロジェクト側ではOHAの決定が建設に影響することはないと述べている。一方、反対者からは支持を取り消すだけでは不十分で、OHAが反対の姿勢を明確にする必要があるとの意見も出ているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | 宇宙 | アメリカ合衆国

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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