展覧会「姫路城グランドオープン記念 シャガール展」開催 - 色彩豊かで詩情に満ちた作品群

2015年4月20日 20:10

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記事提供元:ファッションプレス

姫路市立美術館では、マルク・シャガール没後30年を記念して、シャガールの魅力あふれる芸術をとらえた展覧会「姫路城グランドオープン記念 シャガール展」を開催する。期間は2015年4月4日(土)から5月31日(日)まで。


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シャガールは1887年にロシアのヴィテブスクに生まれた画家。1911年にパリに渡ったシャガールはキュビスムやフォービスムといった最先端の芸術を吸収していきながらも、ロシアで培った画家の感性を融合させた独特の画境を切り開く。


幻想的な画風を展開した1920年代、30年代には、多くの日本人画家たちにも強い影響を与えた。その後は聖書や物語にテーマをとりながら、色彩豊かで詩情に満ちた作品群を次々と発表。愛あふれるロマンティックな表現は現在にいたるまで絶大な人気を誇っている。


本展では、シャガールの魅力を宇都宮美術館のコレクションを中心に4章に分けて紹介。戦前からシャガールに影響を受けた川口軌外や国吉康雄、里見勝蔵などの作品や資料を展示する最後の章は、日本とシャガールの関係を新たに理解する上で非常に重要な構成となっている。


様々な視点からシャガールの世界を楽しんでみて。


【展覧会概要】

シャガール展

期間:2015年4月4日(土)~5月31日(日)

時間:10:00~17:00(入場は午後16:30まで)

休館日:月曜日※ただし5月4日(月)は開館

観覧料:一般 1200(900)円 大学・高校生 600(400)円 中学・小学生 200(100)円

※( )内は前売、20人以上の団体料金

構成:

1,パリと故郷のはざまで

2,ユダヤ人画家の原郷

3,物語とシャガール

4,シャガールと日本

会場:姫路市立美術館 企画展示室

住所:兵庫県姫路市本町68-25


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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