料理をするロボットが開発される

2015年4月18日 11:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 ロンドンのMoleyという企業が、世界初という自動調理キッチン「ロボットキッチン」を開発した。自動で一流シェフ並の逸品料理を調理できるという(GIGAZINE、元ネタのArs Technica)。

 このロボットキッチンは、調理器具が据え付けられたキッチンの壁から2本のロボットアームが伸びた形状。アームの先端には人間の指と同じ5本の指があり、ヘラやお玉を使いこなすなど、人間の手の構造を模倣した精巧な動作が可能。「カニのビスク」を作るデモも披露されている。

 ただし、あくまで調理できるのは事前に用意されたレシピのみ。将来的にはiTunesのようなレシピライブラリを作成することで、顧客は好みのレシピをダウンロードしてロボットキッチンに調理してもらうことができるようになるとしている。販売価格は1万ポンド(約180万円)を想定しているとのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | ロボット

 関連ストーリー:
人工知能「Watson」の考案したレシピ集が出版される 2015年04月14日
YouTube動画を見て料理を学ぶロボット 2015年02月05日
IBMの人工知能ワトソン、今度は料理を作る 2014年03月12日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事