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DNPとPSP、PACS事業で提携―医療用画像の解析診断支援サービスを展開
大日本印刷(DNP)は16日、医療用画像管理システム事業で、PSP株式会社と業務提携し、病院や診療所向けに画像解析による診断支援サービスなどのサービスを共同で推進すると発表した。
医療用画像管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication Systems)に関する今回の提携では、PSPのPACSおよびその周辺システムと、DNPが印刷・製版分野で培ってきた画像処理技術を組み合わせる。これにより、X線、CT、MRIなどで得た画像データを自動解析して、例えば乳がんなどの発症に関する診断材料を提示するというような画像診断支援機能を提供していくことを目指す。
また、地域医療においては、IT技術を利用し、地域の病院・診療所で撮影した画像を伝送して遠隔地の放射線診断医が診断する遠隔画像診断支援サービス事業も共同で推進していく。
今後両社は、医療用画像診断支援に関するソフトウエアを開発し、本年度中に画像解析による診断支援サービスの開始を目指す。さらに、東南アジアを始めとする地域におけるグローバル展開についても両社共同で展開していく。
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