フジとツルハHD、四国・中国のドラッグストア「レデイ薬局」を買収へ

2015年4月14日 18:24

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フジとツルハホールディングスは、四国・中国地方でドラッグストアを展開する「レデイ薬局」の株を株式公開買い付け(TOB)で取得すると発表した。写真は、レデイ薬局のWebサイト。

フジとツルハホールディングスは、四国・中国地方でドラッグストアを展開する「レデイ薬局」の株を株式公開買い付け(TOB)で取得すると発表した。写真は、レデイ薬局のWebサイト。[写真拡大]

 四国・中国地方でスーパーマーケットを展開するフジと、全国でドラッグストアを展開するツルハホールディングスは13日、四国・中国地方でドラッグストアを展開する「レデイ薬局」の株を株式公開買い付け(TOB)で取得すると発表した。取得総額は約56億円。

 レデイ薬局は、四国4県と中国(山陽)3県でドラッグストアを展開している企業で、現在は、フジが筆頭株主となっており、約34%の株を保有している。

 TOBでは、両社が、レデイ薬局の株を1株800円で、現在の株主となっている四国銀行や創業家から購入する、この買収により、フジはレデイ薬局の49%の株を、ツルハHDはレデイ薬局の51%の株を取得する予定。レデイ薬局は東京証券取引所JASDAQ市場への上場が廃止される見込み。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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